ヒジキの栄養素と効用・レシピ|現代人に不足しがちな栄養素だっぷり。
ヒジキの栄養や効用・レシピをまとめました。
ヒジキの期待される効用
栄養と薬効詳細
注目の栄養素は、ヨード。
このヨードはチロキシンというホルモンを作り、代謝を盛んにします。
寒い季節には体温の低下を防ぐなどの働きをし、甲状腺障害にも有効です。
逆に不足すると代謝が低下し、体が冷えたり、太りやすくなります。
また、食物繊維も豊富で牛蒡の7.6倍。
ヒジキに含まれる食物繊維は水溶性で、腸内の水分を含み、便を柔らかくして
便通を整え、コレステロールや有害物質を体外に排出して、動脈硬化や大腸がんを予防します。
この食物繊維にたこ・えび・かになどに含まれるタウリンと組み合わせると肝機能を強化します。
カルシウムは昆布の2倍、鉄はトップの含有量です。
女性に多い貧血や更年期以降の骨量の減少が原因でおこる骨粗鬆症などに有効。
おもな栄養素
料理のコツ
乾燥ひじきは、水を変えながらよく洗い、たっぷりのみッズに浸して柔らかく戻します。
また、調理前に一度茹でこぼしてから使います。
主成分のよー度は水に溶けにくいので炒め煮や油揚げとよく煮るなどの工夫をしましょう。
豊富なβカロテンの活用は油脂や油脂を含む食材と一緒に使うのが得策。
風味もアップします。
和食材のイメージが強いですが、スープで薄味に煮てサラダに用いるなど、
洋風の食材としてもオススメです。
選び方
乾燥品は、よく乾燥して大きさの揃ったものが良品。
生はツヤツヤとしてふっくらとしているもの。
一緒に食べたい食材
イライラ、不眠解消、骨粗鬆症の予防
効用アップ料理レシピ
ひじき入りドライカレー
カルシウム+タンパク質、ビタミンCでカルシウムの吸収アップ
材料(二人分)
- 長ひじき 80g
- 鶏挽き肉 120g
- カレー粉 小さじ3
- 玉ねぎ 1/2個
- ピーマン 1個
- にんじん 3cm
- バター 大さじ1
- 刻みニンニク 小さじ1
- ショウガ 小さじ1
- 塩コショウ 少々
- ナツメグ 少々
- トマトジュース カップ1/3
- トマトケチャップ 大さじ1
- ウスターソース 大さじ1/2
作り方
1.もどした長ひじきはざく切りに。玉ねぎはみじん切り、ピーマンは種を取り千切り。ニンジンも千切り
2.鍋にバターを熱し刻みニンニク、しょうが、玉ねぎと順に入れて炒め、鶏挽き肉、ピーマン、ニンジン、
ひじきを加えて、カレー粉、塩コショウ、ナツメグで調味
3.2にトマトジュースを注ぎ、煮立ててからトマトケチャップ、ウスターソースで調味して完成
補助食品など
- 高血圧
- 便秘・整腸
- 貧血
- 骨の健康



