ゴマの栄養素と効用・レシピ|一粒に栄養素がぎっしり!若さを保つ食材。
ゴマの栄養や効用・レシピをまとめました。
ゴマの期待される効用
栄養と薬効詳細
ゴマの植物性脂肪は、リノール酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸で、コレステロールを減らす作用があり、
タンパク質には必須アミノ酸がバランス良く含まれ、しなやかな血管を保ち、体や脳細胞の疲労を回復する
働きがあります。
ビタミンB1・B2、鉄、リン、マグネシウムが一粒の中にギュッと詰まっており、中でも、豊富なビタミンB1は
糖質の代謝に役立ちます。
その他、カルシウムが豊富で歳を取るともろくなりがちな骨を丈夫にし豊富なミネラルは肌に艶を与え
白髪の予防にも大活躍。
若さを保つにはもってこいの食材です。
また、二日酔いの元凶であるアセトアルデヒドの分解を促進し、肝臓の働きを強化するセサミンは
抗コレステロール作用、活性酸素の除去、肥満防止にも効果があるとされています。
おもな栄養素
100g中含有量
調理のコツ
ゴマは殻付きのままでは消化がよくありません。
吸収を高めるにはつぶしてつかうのがポイント。
香ばしく炒ってからひねりつぶすだけでもよいでしょう。
よくすったゴマをペーストにしてハチミツなどと混ぜて、トーストにも利用できます。
また、ドレッシングにもすりつぶして入れて、薬効を100%活用しましょう。
選び方
黒、白、金などの種類があり栄養的にはほとんど変わらないが、黒ゴマがもっとも抗ガン作用が高い。
むきゴマより皮付きのほうが栄養的に優れている。
一緒に食べたい食品
体力、集中力をつけてイライラ解消
- 魚介類
- きのこ
- 緑黄色野菜
- 大豆
- ひじき
- 酢
- 柑橘類
- ねぎ
- にら
- にんにく
効用アップ料理レシピ
白身魚の白ごまソテー
ビタミンB1の吸収アップには玉ねぎと一緒に
材料(二人分)
白ごま 適量
キス 4尾
塩 適量
こしょう 適量
解いた卵白 適量
サラダ油 大さじ1
バター 大さじ1
トマト みじん切り50g
玉ねぎ みじん切り20g
ケッパー 大さじ1/2
ゆずの絞り汁 大さじ1
あさつきの小口切り 少々
作り方
1.キスは塩、コショウをし溶いた卵白にくぐらせ、両面に白ごまをまぶす。
2.フライパンにサラダ油を熱し1の身の方から中火で焦がさないように香ばしく焼く。
3.ソースの材料(バター、トマトみじん切り、玉ねぎみじん切り、ケッパー、ゆずの絞り汁)をフライパンで
温め2をかけて、あさつきの小口切りを散らして完成。
*キスをソテーしておき、黒ゴマのドレッシングでもいいでしょう。
黒酢、サラダ油、レモンの絞り汁、おろし玉ねぎ、塩、コショウでつくったドレッシングにすった黒ゴマを混ぜて作ります。
コラム
漢方では、黒ゴマの主な働きは胃腸を丈夫にする、空咳を治める、便秘を治す、髪を黒くして
美しい肌を作ると云われています。
黒ゴマ、くるみをすり合わせ、はちみつを加えたペーストを常備して食べるといいでしょう。
補助食品など
- 動脈硬化
- 貧血
- 歯の健康
- 骨の健康
- 美肌
- 精神安定
- 老化防止






