豚肉の栄養素と効用・レシピ。糖質の分解を助けるビタミンB1が牛肉の役10倍。
豚肉の栄養や効用・レシピをまとめました。
豚肉の期待される効用
栄養と薬効詳細
主な成分は蛋白質と脂肪、ビタミン類やミネラル類などです。
ビタミンB1は牛肉の約10倍あります。
B1はご飯やパンの糖質の分解を助け、エネルギーに買える過程で、重要な働きをします。
また脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を維持する働きもあります。
不足すると、集中力の低下、疲労感、気分が塞ぐなどの症状が現れます。
鉄はヘモグロビンの必須成分で酸素の運搬、各細胞では酵素の成分として酸素を活性化
させる、貧血を予防する、血行をよくして顔色を良くするなどの働きがあります。
不足すると、体は酸欠状態になり、貧血による症状が現れます。
リンは、骨や歯を作り、神経や筋肉の機能を正常に保ち、カリウムは細胞内外の浸透圧を維持する働きがあります。
おもな栄養素
料理のコツ
ビタミン類の損失は大きいのですが、条虫や繊毛虫のリスクもあるので必ず加熱しましょう。
水溶性のビタミンB群は、煮汁にも溶け出しているので煮汁やスープごと食べる料理で
できるだけ損失を少なくして食べましょう。
一緒に食べたい食材
夏バテ、疲労回復、腰痛改善
栄養特性のビタミンB1を生かすのはアリシンという成分で、ビタミンB1の吸収を高め、
糖質を効率よく燃やしてエネルギー化します。
夏バテ解消、疲労回復、集中力をつけます。
またB1は、筋肉、神経系疲労を回復し、筋肉痛の緩和に効用があり、腰痛を
内側から防ぐ有効成分でもあります。
B1にプラスしてコラーゲンの生成を助けるビタミンCをたっぷり摂れば、椎間板を丈夫に
するなどして腰痛にも効果的です。
効用アップ料理レシピ
ネギたっぷりの常夜鍋
アリシンを含むネギをたっぷりプラスして滋養強壮
材料(二人分)
- ネギ 1本
- 豚ロース 150g
- ほうれん草 1/2束
- 昆布だし カップ2
- 酒 大さじ3
- 塩 小さじ1/2
- みりん 大さじ1
- 醤油 大さじ1
作り方
1.豚ロース、ほうれん草は食べよく下ごしらえを。
ネギは白髪ネギにし、水に放ってパリッとさせる。
2.昆布だし、酒、塩、みりん、醤油を鍋に煮立て、1を適宜入れて、煮えばなを汁ごといただく。
好みでポン酢を。
補助食品など
- 動脈硬化
- 疲労回復
- 美肌
- 精神安定




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