オクラの栄養素と効用・レシピ|便秘や夏バテを解消する独特なぬめりが特徴
オクラの栄養や効用・レシピをまとめました。
オクラの期待される効用
栄養と薬効詳細
ぬめりの成分はペクチンとムチン
ペクチンは整腸作用があって、主にコロコロ便の便秘解消効果が期待できます。
また、血圧やコレステロール値を下げる働きもあります。
したがって、糖尿病や動脈硬化の予防にも有効とされています。
ムチンはタンパク質の消化吸収をサポート。
ほかにもカロテン、カルシウム、鉄などを含み免疫力向上、疲労回復、夏バテ防止の効果も期待できます。
おもな栄養素
料理のコツ
ヘタ部分は苦いので切り落としましょう。
うぶ毛は塩でこすってから水洗いします。
煮魚を煮るときに入れるとにおい消しになります。
選び方と保存
6cmから10cm程度の大きさ。
(大きすぎるのは固い)
緑色が濃くてしなびてないもの
保存は、低温乾燥に弱いのでポリ袋等にいれて冷蔵庫へ
一緒に食べたい食材
夏バテ予防、動脈硬化の予防には
魚介類、きのこ類、豆腐、納豆、種実類、緑黄色野菜、ひじき、のりなどとの組み合わせがお薦め
効用アップ料理レシピ
納豆+オクラのネバネバコンビが簡単で、効率よし。
補助食品など
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 便秘・整腸
- 疲労回復




ムチンとは
ムチンを含む食材を食事に取り入れておくことで得られる効果は、次のようなことです
ムチンを含むその他の食材
ペクチンとは
ペクチンは、植物の細胞壁の作る成分の一つ。
セルロース等他の成分とくっついて、植物細胞をつなぎ合わせる「セメント」の働きをしている天然の多糖類。
実は、果物のジャムを作るのに欠かせない成分です。
果物を煮ると、含まれているペクチンが水に溶けて、糖分と一緒に煮詰めるとゼリー化します。
これが、美味しいジャムになる秘密。
水溶性のペクチンは、加工食品の増粘安定剤やゲル化]剤、微生物の培地、胃腸薬としても利用されています。
ペクチンの注目される効果は、コレステロール値を下げること。
ペクチンが存在することで胆汁酸や食物中のコレステロールが吸収されるのを抑えます。
御存知の通り、コレステロール値下がると、動脈硬化や高血圧のリスクも下げることができます。
ある研究によると、グレープフルーツペクチン15g/日を16週間摂取させたところ血漿コレステロールが7.6%、
悪玉コレステロール濃度が10.8%、悪玉コレステロール/善玉(HDL)コレステロールが9.8%低下したという結果が出ています。
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