カリフラワーの栄養素と効用・レシピ|加熱による損失が少ないビタミンCの宝庫
カリフラワーの栄養や効用・レシピをまとめました。
カリフラワーの期待される効用
栄養と薬効詳細
栄養面ではビタミンCが豊富で、しかも加熱による損失が少ないことが特徴。
生では100mg中81mgとブロッコリーの120mgに劣りますが、茹でると53mgとなりブロッコリーの54mgと同等。
ビタミンCは、ウイルスに対する抵抗力をつける、がん予防、美肌、体を丈夫にするなどの働きがあります。
また便秘整腸・がん予防に役立つ食物繊維が多いのも魅力。
他にもカリフラワーには動脈硬化の原因となる血液中の過酸化脂質の増加を抑える働きもあります。
またビタミンKは骨の強化をサポートします。
キャベツの仲間ではもっとも消化が良いのもメリットの一つ。
料理の時に注意するのは、ブロッコリー同様ビタミンCは茎の部分に多く含まれること。
茎も残さず利用するのが効率がいいですね。
おもな栄養素
- ビタミンB1 0.06mg
- ビタミンB2 0.11mg
- ビタミンC 81mg
- 食物繊維 2.9g
100g中含有量
料理のコツ
真っ白に茹でるには、茹で汁の中に酢もしくはレモン汁を少しいれるといいでしょう。
また、小麦粉(湯カップ5に大さじ2)を入れると変色の原因となる色素が抑えられて、真っ白に茹でることができます。
小麦粉を入れることで沸点が上がり加熱時間を短くする効果もあります。
ビタミンCの損失をより抑えることができます。
アクの抜けもよくなります。
茹でた後は、水につけずザルに広げてさますことが水っぽくならないコツ。
選び方と保存
蕾が開花せず外葉が活き活きとしてしおれていないこと。
独特の香りがして白、もしくはうすいクリーム色で硬く締まっていること
カリフラワーは痛みが速いのでなくべく早く使いましょう。
冷蔵保存なら、ビニールに入れて野菜室。
冷凍保存なら、生か固茹でのものを小房にわけて保存。
一緒に食べたい食材
ガン撃退トリオでがん予防の組み合わせ
あこうだい、イワシ、肉類、牛乳、乳製品、植物油、アーモンド、かぼちゃ、赤ピーマンなど
効用アップ料理レシピ
ビタミンCとタンパク質・鉄でハリのある美肌を作るレシピ
材料(二人分)
カリフラワー 1/2個
ゆでたまご 1個
グリーンアスパラ 2本
塩 適量
マヨネーズ 大さじ3
カレー粉 小さじ1/3
白ワイン 小さじ1
エンダイブ 適量
パプリカ 適量
作り方
1.カリフラワーは小房に分け、グリーンアスパラは根本の硬い部分を切り落とす
2.塩を少々加えた熱湯でカリフラワーをゆで、ザルにあげて水気を切る。
続けてグリーンアスパラをゆで、ザルにあげてさまします。
4cm大に切る。
3.ゆでたまごを輪切りにする
4マヨネーズ、カレー粉、白ワイン、塩を少々を合わせてソースを作る。
5.器にエンダイブ 2,3を盛り 4のソースを掛けて パプリカをふって完成。
補助食品など
- がん予防
- 動脈硬化
- 高血圧
- 便秘・整腸
- 美肌
- 精神安定






カリフラワーのピクルス
カリフラワーを使ったレシピとしてピクルスが人気です。
基本的なレシピをご紹介します。
材料 (3〜4人分)
- カリフラワー 1株
- 穀物酢 150cc
- 砂糖 大さじ3〜4
- 塩 小さじ1/2
- タカの爪 1本
作り方
1.カリフラワーは小房に分け、固茹でにしてザルにあげておく。同時にタカの爪は種を取り除き、輪切りにする。
2.フリーザーバック等の袋に穀物酢、砂糖、塩、タカノツメを入れ、よく混ぜる。
ここにカリフラワーを入れ、空気をできるだけ抜いてしばらく漬けておく。
3.1時間も漬けておけば食べられます。
漬け時間は、お好みで調整してください。
カリフラワーの栄養素と効用・レシピ関連ページ
- あしたば
- あしたばの栄養素と効用・レシピ。強心、利尿に有効な生命力豊富な栄養野菜
- オクラ
- オクラの栄養素と効用・レシピ。便秘や夏バテを解消する独特なぬめりが特徴
- かぼちゃ
- かぼちゃの栄養素と効用・レシピ。ビタミン、食物繊維でガンを撃退
- きのこ類
- きのこ類の栄養素と効用・レシピ。ダイエット・骨粗相症に効く女性の味方
- キャベツ
- キャベツの栄養素と効用・レシピ。胃腸障害に有効なビタミンU・Kに注目
- きゅうり
- きゅうりの栄養素と効用・レシピ。むくみとり・利尿作用の働きが暑い夏にぴったり
- グリーンピース
- グリーンピースの栄養素と効用・レシピ。豊富な食物繊維で生活習慣病を撃退
- ごぼう
- ごぼうの栄養素と効用・レシピ。整腸作用のある食物繊維の強い味方
- 小松菜
- 小松菜の栄養素と効用・レシピ。カルシウムは、ほうれん草の約3倍
- こんにゃく
- こんにゃくの栄養素と効用・レシピ。グルコマンナンが腸の老廃物を掃除する。
- サツマイモ
- サツマイモの栄養素と効用・レシピ。美容の大敵便秘はヤラピンと食物繊維で解消
- 里芋
- 里芋の栄養素と効用・レシピ。ヌルヌルががん予防や肝臓を強化する。
- さやいんげん
- さやいんげんの栄養素と効用・レシピ。彩りだけじゃない、バランスの良いパワフル野菜
- さやえんどう
- さやえんどうの栄養素と効用・レシピ。ビタミン豊富でがん予防と美肌つくりに役立つ
- ジャガイモ
- ジャガイモの栄養素と効用・レシピ。カリウムが血圧を安定させる。
- 春菊
- 春菊の栄養素と効用・レシピ。βカロテンの含有量は青菜の中ではトップクラス
- しょうが
- しょうがの栄養素と効用・レシピ。解毒、消臭に優れる独特の辛味と香り
- せり
- せりの栄養素と効用・レシピ。健胃などの効用をもつ春の七草のひとつ
- セロリ
- セロリの栄養素と効用・レシピ。独特の香りに頭痛やイライラを沈める効果あり
- 大根
- 大根の栄養素と効用・レシピ。消化を助け、解毒作用も有る 自然の消化剤
- タケノコ
- タケノコの栄養素と効用・レシピ。食物繊維で腸の働きを助ける。
- 玉ねぎ
- 玉ねぎの栄養素と効用・レシピ。アリシンがビタミンB1の吸収を高め活力を生む
- チンゲンサイ
- チンゲンサイの栄養素と効用・レシピ。制ガン作用も注目されるアブラナ科の野菜
- トマト
- トマトの栄養素と効用・レシピ。色素成分のリコピンが注目の栄養素
- ナス
- ナスの栄養素と効用・レシピ。注目のポリフェノールやナスニン。
- ニラ
- ニラの栄養素と効用・レシピ。ビタミンB1の吸収を高めるアリシンに注目。
- ニンジン
- ニンジンの栄養素と効用・レシピ。βカロテンぎっしりで病気への抵抗力もつく。
- ニンニク
- ニンニクの栄養素と効用・レシピ。殺菌作用のアリシンとがん予防のセレンを含む
- ネギ
- ネギの栄養素と効用・レシピ。体を温め発汗作用のある馴染み深い野菜
- 白菜
- 白菜の栄養素と効用・レシピ。ビタミンCがリンゴの5倍!スープや鍋で大活躍
- ピーマン・ししとう
- ピーマンとししとうの栄養素と効用・レシピ。ビタミンPがビタミンCの吸収を助ける。
- ブロッコリー
- ブロッコリーの栄養素と効用・レシピ。100gで一日分のビタミンCの1/2がとれる。
- ほうれん草
- ほうれん草の栄養素と効用・レシピ。豊富なビタミン・ミネラル類で体力増進
- もやし
- もやしの栄養素と効用・レシピ。細い体に栄養素が詰まっている。
- 山芋
- 山芋の栄養素と効用・レシピ。滋養強壮効果の秘密はヌルヌルにあり。
- レタス
- レタスの栄養素と効用・レシピ。栄養価はイマイチでも、鎮静・精神安定・利尿作用は◎
- レンコン
- レンコンの栄養素と効用・レシピ。ムチンとタンニンが胃腸を助けてくれる。