ニラの栄養素と効用・レシピ|ビタミンB1の吸収を高めるアリシンに注目。
ニラの栄養や効用・レシピをまとめました。
ニラの期待される効用
栄養と薬効詳細
ビタミンA、B群・Eが豊富。
特徴としては、独特な臭気成分アリシン。
アリシンは、糖質の代謝を促進するビタミンB1の腸内での吸収利用率を高めるほか、強い抗菌性や
エネルギー代謝を高めて内蔵を温め、各機能を活性化する働きがあります。
スタミナを付けたいときには効果的。
B1、タンパク質を多く含む豚肉、レバー、うなぎの蒲焼などの料理の副菜として組み合わせると夏バテ防止に!
ビタミン類も豊富でビタミンAは、ひと束で約40%、Cで約20%、Eも約40%をまかなえる優秀さ。
このビタミンA&C&Eトリオは、がん予防にも有効。
含まれる栄養分の相互作用で、冷え性改善、風邪予防、健胃、整腸、眼精疲労、疲労回復に役立ちます。
おもな栄養素
100g中含有量
料理のコツ
薬効成分のアリシンは、揮発性で水溶性。
ですから、切ったり洗ったりは可能な限り手早くやりましょう。
ニラレバ炒めはポピュラーですが、風邪や腹痛のときは、ニラ雑炊がオススメ
おなかを温めつつ症状を緩和してくれます。
選び方と保存
葉にツヤがあり手で持ってもダラリと垂れないしっかりしたハリのある瑞々しいもの
保存は、
洗ったら紙で包んでポリ袋に入れて冷暗所に。
もしくは、ポリ袋に入れて野菜室で冷蔵
一緒に食べたい食材
滋養強壮や冷え性改善
- 豚肉
- レバー
- うなぎの蒲焼
- ハム
- 大豆
- たらこ
- かつお
- 玄米ご飯
- 植物油
- 果実類
効用アップ料理レシピ
ニラとたらこの卵焼き
滋養強壮に効果あり
材料(二人分)
ニラ 1/2束
たらこ1/4腹
卵 3個
塩コショウ 適量
サラダ油大さじ1/2
作り方
1.ニラは、約4cmに切る
2.たらこは薄皮に包丁で縦に切れ目を入れて開き、中身をしごき出す。
3.ボウルに卵を溶きほぐし、1と2を混ぜ入れ、塩コショウで味を整える。
4.フライパンにサラダ油を熱し、3を一気に流し入れ、中火で卵が半熟状になるまで箸で大きくかき混ぜる。
周りが固まってきたら裏返し、弱火にして焼き上げて完成。
*たらこの代わりに豚肉でもOK
補助食品など
- がん予防
- 動脈硬化
- 便秘・整腸
- 疲労回復
- 冷え性





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